2015.2.10 3:09 am

カナダ トロントより 我々へ

こんにちは。 Rookのヨシです。
私は今、カナダのトロントにて留学エージェントを運営しておりますが、正直エージェントと言うよりも、「カウンセラー」である事の方がはるかに大切だと思って生活しております。

今日はその中で最近特に感じたことがあります。

「我々」についてです。

私事で恐縮なのですが、本当に最近になって他業種の日本人の方々に接する機会が増えて来ました。
お話を聞くたびに感じる事があります。

「かましてる~!!!!」

そのかましてる方々のご紹介は後日、今日はその中で感じたことです。

最初に書いておかなけければならないのですが、私の生まれは1980年、今年で35歳になります。
その為、時代錯誤な所があると思われるかもしれませんが、それでも世代を超えて大切な事だと思うのです。

カナダの留学生の中で、時折聞く事があるのですが、
「海外なんだから、敬語とかひつようないでしょ」という会話です。

年上だろうが関係ない。と考える方々も多いのが現実のようですね。

しかし、それは決して正しい事だとも思えないんです。が、正直彼らにも非はないのではないかと考えます。

私がまだ学生だった頃、必ず一人はいたんですよ。

かっこいい先輩という存在が。

敬語なんて強制されて覚えた事、無い方が多いはずです。
そんなかっこいい先輩方に触れたとき、自然と言葉も、態度にも敬意が現れた。
その延長に今があるのだと思っています。

それを確信したのが、最近かましてる方々に会いながらもある学生の一言を思い出した時でした。
簡単にまとめると、憧れる先輩も、尊敬する先輩も畏怖を抱く先輩もいなかったという事です。

触れたことがない経験を求めるのは、正直酷だと思うんです。
であれば、責任は逆にあるかもしれない。

そう、我々大人です。

もちろん私も含めた。

今、私は幸運にも若い世代の教育という現場の一線に立っています。
そして、明らかに現代の学生達よりも一回り先を歩いています。
そんな私の立場だからこそ、時に振り返らなければならない事もあります。

「かっこよく生きているか」

我々カウンセラーは、言葉と共に生きています。
その為、言葉の強さ、弱さも分かっています。そんな我々だからこそ、言葉ではない何かで伝えて行く事も必要なはずです。

異国の地で生活を切り開いてきた先輩達。そしてトロントにて起業した私自身。

色々振り返らせて頂きました。

私自身、そうでありたいと強く願っています。

「かっこよく生きてますか?」

若い世代を嘆くだけではなく、影響力のあるカッコよさを持った大人を目指します。